PanasonicのLet'snoteは、会社時代によく使用していたので、退社してからはほしいノートPCの代表でした。
しかし、1台20万円以上するので、個人ではなかなか購入することができませんでしたが、最近、amazonで中古のLet'snoteが1万円~2万円で販売されているのをみて購入を決心しました。中古ですので、傷みを懸念していましたが、目立つほどのものはなくいい買い物ができたと喜んでいました。
購入したLet'snote SZ6は2017年の秋に発売されたようです。amazonでの売り文句は
【Microsoft Office2019&Win11搭載超軽量Panasonic Let's note CF-SZ6
第7世代 Core i5-7300U@2.5GHz/メモリ8GB/SSD 256GB/ Intel 12.1インチ(FHD)
です。
これまで使用していた、ASUSのPCより起動も早く、なりより1kg以下の軽さが魅力的でした。難を言えば、
内臓スピーカーでは音楽を聴くに堪えないレベルの音質だということぐらいです。
私の場合、Officeソフトは別途購入しているので不要ですが、office2019がインストール済みなので、家での一般的な作業には重宝するはずです。
そして、OSはWindows11Proになっています。Windows10は来年でサポート期間が終わるので、Win11にしました。すでに、DesktopPCもWin11ですから。このLet'snote SZ6は第7世代のCorei5CPUなので、Win11をインストールできない機種です。しかし、Win11の要件であるTMP2.0 やSecureBootにも対応しているので、問題なくWin11がインストールできるはずです。製品としては、第8世代以降のCPUを搭載した機種にしかWin11をインストールしたPCは発売されていません。私の使用しているDesktopPCは第4世代のi7CPU搭載のマシンですが、Win11がアナウンスされたころからインストールして使用しています。ノントラブルです。
さて、このLet'snote SZ6は22年11月に購入しました。意気込んで購入した割には約1年間の使用頻度は多くありませんでした。持てたということだけで、満足してしまったのです。が、23年春に、SSDの価格が段々下がっているのをみて、SSDの大容量化を実現しようと考えたのが、この顛末のきっかけになりました。
同機種のSSDの大容量化の情報を検索して、ブログとYoutubeをみて、実現を決意しました。SSDを交換するには、裏蓋を開けないといけません。それを実行したらメーカの補償はうけられません(中古品なので購入メーカになりますが3か月程度でしたので、すでにメーカ保証期間を過ぎていました)。意を決してYouTubeにあった1TBのSSDを購入して、内臓SSD のクローンを作成し、交換したら起動しなくなりました。あ~あ壊してしまったようです。交換した1TBのビニールのシールが熱でよれよれになっていました。1TBのSSDもパーになりました。元のSSDにもどしたら動作したので、その時はホットしました。しかし、裏蓋を開け閉めしている際に右横についているSWの詰めを折ってしまいました。こんどはSWのトラブルを起こしてしまいました。これは、SWはモメンタリ―だったので、手持ちのモメンタリ―のボタンSWを壊れたSWの代わりになるように無理やり接続したら、起動状態に戻すことができました(やればできる!)
それから数か月経って、また、SSDの交換がしたくなって、また、別のメーカのSSDを購入し再度チャレンジしました。裏蓋を開けSSDを交換し、仮組の状態で起動したら、今度は全く操作しなくなってしまいました。SSDは壊れていないようでした。内部をみたら、ねじが基板の上にあってショートしたらしい(おばかさんよね~)。SSDを元に戻し、何度も組みなおしてもついには電源が入らなくなりました(万事休す)。メイン基板を慎重に外して外部電圧の16Vの入力の確認と周辺の電圧をテスターで計りましたが、どこのICもまともに電圧がでていませんでした。そして、このPCは棚の奥に積まれるにいたりました(あ~あ)
それから何度かテスターで故障個所を探すべく、何度か分解を繰り返し、とうとうあきらめて新しく同じ機種を今年の2月に購入しました。
今度の機種も目立つキズはなく、良品でした。が、3月になり、また壊れたLet'snoteのことがきになって棚から何度目かの修理に挑戦したくなって、裏蓋をあけ、メイン基板をとりだし、テスターで今度は部品の導通を測って調べました。16Vのコネクタのすぐそばに白いチップがあって、その両端の抵抗が大きい値になっていました。もしかしたらヒューズかもしれないと思い、その間を老眼でかつ震える手ではんだごてでショートしてみました。そしたらなんと電源が回復し、PCが正常に起動したではありませんか?思わず、よっしゃー!やったー万歳の喚起をあげました。退職して久しぶりの満足感を得られました。
ということで、おそらくヒューズの断線が故障の原因だと思われますが、そこを単にショートしただけの修理で今もLetnote SZ6は働き続けています。
最近は、この奇跡のLet'snote SZ6君を使用しています。そして、Desktopを含め3台のWin11マシンは先週23H2のバージョンにUpdateしました。その後も何も問題は発生せず順調に動作しています。
新しく買ったLet'note SZ6はもったいないですね。団の誰かに購入してもらえないか策を検討しています。何しろ3万円して、使用していないので、もったいないですから。