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原因を知る、検証の大切さ

ここ数年、世間ではコロナ感染症の拡大、収束が繰り返されていますが、感染拡大の真の原因は何で、感染が収束する気配の真の原因は何なのか気になりませんか?

他にもニュースで取りあげられている事件や問題は色々ありますが、その事件や問題が発生する・した原因、そして解決できない・発生しないようにするにはどうしたらいいか、気になりませんか?

昨日も北朝鮮からミサイルが飛翔してきました。Jアラートがある地域に発信されました。どんなミサイルだったのか、どんな軌道をとんだのか、そしてどこに落下(着弾)したのか、メディアで解析されているけれども個人的には納得できる内容ではありませんでした。自己で調べたり、解析:分析したいと思いますが、その結果を知って不安になったり、どうしようもないと思うので実行に移せません。

閑話休題・・・

以上とはレベルが全く違うのですが、身近である些細なことを経験しました。ズバリ言いますが、KさんからあるBlu-rayをいただきました。ところが私が所有するプレーヤで再生できませんでした。私の所有するP社のプレーヤは過去にもBle-rayディスクは再生できるのですが、できても画像が途中でノイズが入ったりして問題があったので、再生できなかったことと、プレーヤの問題かなとKさんに連絡しました。

すると、別の方、Tさんも再生できない症状が出たと聞いたのです。なぜできないのか気になりました。

そして、Tさんから今度はT社のテレビ内臓のディスクプレーヤでは再生できたとの連絡があったのです。

そこで、P社とT社のプレーヤになぜ差があるのか気になって、プレーヤの取扱説明書やBlu-rayの再生についてインターネットで調べることにしました。わかったこと、Blu-rayのフォーマット規格に大別してBDMVとBDAVがあること。簡単に言うとBDMVは市販のBlu-rayディスクで使用されるフォーマット、BDAVは地デジの映像を録画する時のフォーマットで、ファイルを管理するフォルダの構造やデジタル音声の形式にも違いがあります。従って、再生できない理由は、所有するプレーヤが該当のフォーマットに対応できていないと結論しました。そして、プレーヤの性能の問題であればフォーマット規格に対応するプレーヤを購入することで解決できると思いました。たまたまカタログスペックでBDMVとBDAVの両方の再生可能と謳ってあったT社のプレーヤを譲り受けることができたので、早速、問題のBlu-rayディスクを再生しました。結論、このプレーヤでも再生できませんでした。

大混乱です、フォーマットが直接の問題ではないらしいので、試しに、別のディスクに交換してもらいました。結果、今度は再生できました。そして、そのディスクはP社のプレーヤでも再生できました。

結局、ディスクの問題でした。これ以上は原因を求めませんが、おそらく問題のディスクはファイナライズされていないとかが原因ではないかと思います。

結局、原因の調査、アプローチの方法で問題の解決が遅れましたが、大袈裟に言えば問題の原因を知る、検証の大切さを知る機会になったと思います。

さて、

世の中では、四六時中、色んな問題が起こっています。大きなニュースでは、ウクライナ紛争、円安の問題、国葬etc、その他に痛ましい事故や事件がありました。この2週間、Ble-rayディスクが再生できない事実を大げさに言えば解明するために、Blu-rayについてインターネットで調べたり、再生できるプレーヤ、できないプレーヤの存在とその周囲の情報からプレーヤにまつわる要因を推測したり、検証したりしました。結局、原因はディスクにありそうですが、真の原因までは追究できていません。

そして、今、今回のBle-rayディスク再生不可の事件?事故?を経験して、大袈裟に言えば、原因を知る、解決に至るまで検証が如何に大事かを改めて考えさせられました。とかく、問題が起こり、その原因を調べる時に陥りやすい課題を身をもって実感しました。真の原因はどこにあるのか?本当にそのアプローチでよいのか?結論ありきで検証や調査をしていないか?等、そのプロセスは数多くあります。

世の中に今起きている事件、事故、現象について、現在の情報でわかる範囲で真の原因が追究され、解決の議論がされているのか、常に、その視点が大切ではないかと思います。

身近で起きた些細なBlu-ray再生問題から、世の中の大きな問題まで妄想は果てしなく拡大しています。