多田武彦の男声合唱曲の「柳河」で歌われている「かきつばた」。「いづれ菖蒲(アヤメ)か杜若(カキツバタ)」と称されるくらい区別がつけにくいそうです。かきつばた⇒はなしょうぶ⇒あやめの順でカキツバタは水辺、アヤメは水辺でなくても育つそうです。
休耕田に咲いていた花は、根元には水が張っていたのでカキツバタと思っていますが、薄紫の花が咲いて本当に美しく、ついには自宅で育てたい気持ちが高くなって、散歩時に農家の方を見つけ、お声掛けして、何株かいただきました。自宅に持ち帰ってから、睡蓮(このところ花が咲かない)と一緒に睡蓮鉢に植えて、中でメダカを飼うことにしました。
さらに、あまりにもカキツバタの花が美しかったので、別途、山形の紫桜館という山の花屋さんからネットで「カキツバタ」を3株購入して植えています。取り寄せたカキツバタは、花はなく株だったので、来年にきれいな花が咲くことを期待しています。併せて、城陽にある杜若園芸というところに行って花菖蒲も購入しました。花菖蒲は、購入時に花芽もつていたので、鉢植えしてから2,3日で花が咲き、1つの株では3回花が咲き、濃い紫の花を3倍堪能することができました。
コロナ禍で楽しいことが少ない今日この頃、さらに、鉢に簾の一部を巻き付けて、鉢が直接見えないように、まるでため池のような風情?になったと自己満足にふけっています。