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ワクチン接種はいつなの?

新型コロナウイルスのワクチン接種がいよいよ始まりそうですね。新聞によると、まずは集団感染のリスクが高い施設内感染から防ぐ地域が多いそうです。ただ、全国の各市町村に届くのは4月26日の週だとか、すでに医療関係者を含め400万人分以上のワクチンが国内にあるはずですが、65歳以上の高齢者3600万人にいきわたるのは、いつのことでしょうか?

私たち、特に活動的な老人の巷の会話では8月以降になるとか、いや年内に接種できればいい方と、4波、さらには5波が予想される戦々恐々の状態のなか、こんな会話で盛り上がっています(渋々笑)

さて、新聞情報によれば、各自治体も政府から送られるワクチンの配分に悩んでいるようです。

私の住む県のワクチン関連の情報ページにはいつからという情報は上がっていません。上がるのは、副反応の対応策の情報がトップです。いよいよ感はりますが、次の最新の情報が全く上がらないのが実情です。

なぜ、高齢者から接種を開始するのでしょうか?

施設内の高齢者から始める自治体が多いですね。施設である意味隔離された高齢者より、移動による感染リスクを考えると、市中に野放しの活動的な高齢者や若者を対象に接種を開始したほうが、より効率的に感染の抑制になるのではないかと思います。確かに、免疫力が低下している高齢者、感染すると重症化しやすいのは想像できますが、大抵、そのような方々は、市中にでて活動されるようなリスクもなく必然的に感染のリスクは低いと思われます。それより、施設で働く方々、そして感染者の割合が多い学生、若者や会社勤めをする一般の社会人のほうがよほど市中感染のリスクが高いし、しかも実際に割合も多いです。重症化リスクだけに重点をおく、今の接種対象者の選択に大いに疑問を感じます。

また、学生等の若者、一般の社会人であれば、接種会場も学校、職場単位である程度まとまった単位での接種が可能ではないでしょうか。SNSを媒体としてアプリを使えば接種の予約やその管理も人海戦術よりよっぽど効率的です。さらには、65歳以上の高齢者といっても働く人もいれば趣味で活発に行動している元気なおじいちゃん、おばあちゃんはたくさんいます。そのような方々はスマホやPCを使用したりできる人も多いので一般の社会人と変わりなくSNSのアプリを使用できる可能性が大です。

このように考えると、何も高齢者から始めるでもなく、接種を希望する人から接種を開始するほうがよほど効率的です。副反応のリスクが大げさに報道されますが、そのデータや情報も短期間に収集できます。老人のほうが、副反応的にはよほど心配されます。高齢者への接種開始で副反応に対する敏感な世の中の反応のほうが余程心配されます。

いまからでも遅くないので、各自治体の接種基準の見直しをよろしくお願いします。